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【沖縄電力】据置:AAA/安定的,J 1 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0873

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http://www.jcr.co.jp

15- D- 0873 201 6 年 1 月 2 9 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

沖縄電力株式会社

(証券コード:9511)

【据置】

長期発行体格付 AAA

格付の見通し 安定的

債券格付 AAA

国内CP格付 J−1+

■ 格付事由

(1) 沖縄県全域を供給区域とする。全国の電力系統から独立し、他電力会社との競争は事実上存在しない。供

給区域内は景気変動の影響を受けにくい民生用需要が大半を占め、新電力の進出もなく、大規模な自家発

電設備もないといった特徴がある。当社は離島を多く抱えることでの収支の不均衡や、独立系統による高

い供給予備率の維持など地域特性上の負担を抱える一方、固定資産税や石油石炭税の減免といった固有の

税制優遇措置を受けている。

(2) 16 年度から始まる小売の全面自由化は、沖縄地域でも本土同様に実施されるが、その後の送配電部門の

法的分離について当社は対象外と整理されている。地域の特殊性を勘案すると、大きな競争環境の変化は

生じにくく、従前同様の需給構造の下、安定的に収益を確保できるものと想定する。吉の浦 L NG 火力発

電所の運開により、大型投資は既にピークアウトしており、財務構成の改善は進むことが見込まれる。た

だし、L NG 火力運開による電源構成の変化を電気料金に反映できるかが課題となっている。電力システ

ム改革の影響は限定的であり、当社固有の事情に変化は生じていないことを踏まえ、格付を据え置き、そ

の見通しを安定的とした。

(3) 電力システム改革の進展によって、総括原価方式の適用が送配電部門のみとなり、投資回収の確実性の範

囲は縮小する。そのため J C R は制度の枠組みの安定性を重視しつつも、発電・小売両事業が競争環境に

置かれることの実態的な影響や、戦略的な投資を行えるだけの財務体力の格差が、今後の格付に影響を及

ぼしていくと考えている。しかし当社管内では、発電・小売事業での競争激化のシナリオは想定しづらく、

また法的分離の対象外である点などを踏まえると、実質的にこれまでの格付の視点による評価が可能とみ

ている。

(4) 沖縄県の人口増加や観光客の増加を背景に、電力需要は緩やかに増えていくと想定される。事業運営上、

不安定要素ともいえる原発はなく、安定供給を継続するだけの供給予備率も十分に確保できている。ただ

し燃料費や減価償却費の負担増を電気料金の改定ではなく、経営効率化による徹底したコスト低減で賄う

状況が続いている。そのため電力小売全面自由化後の当社の電気料金改定の動向には注目していく必要が

ある。

(担当)松村 省三・殿村 成信 ■ 格付対象

発行体:沖縄電力株式会社

【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 AAA 安定的

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 9 回社債(一般担保付) 100 億円 2003 年 5 月 22 日 2018 年 3 月 20 日 0. 88% AAA

対象 発行限度額 格付

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 1 月 27 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:松村 省三

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「 電 力 」( 2 0 1 5年 4月2 3 日 ) として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 沖縄電力株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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